食べるとお腹を壊す魯肉飯(ルーロウファン)の正体

中国で食べたもの

中国に長年住んでいると「これ食べると必ずお腹を壊すよねー」っていうメニューがありますよね。私にとってのNGメニューは魯肉飯(ルーロウファン)です。

魯肉飯(ルーロウファン)というのはもともと台湾の庶民料理で、今は台湾料理として中国大陸でも食べれるのです。私も数回行きましたが、ほぼ必ず当日の晩にお腹がキリキリと痛くなる症状に悩まされるのでした。

私のいる都市にはこんな看板でフランチャイズ展開しています。市内にもたくさんあるので、どこでも食べれるお手軽メニューです。

いわゆる丼物です。
日本の牛丼とか豚丼と同じように、丼の上にお肉とタレが乗っかっている定番メニューです。今回食べたのは豚バラ肉ではなく、ひき肉なのです。味はどれもほぼ同じかな。使っている油や調味料が同じなので。

なぜ必ずと言っていいほどお腹を壊すのかと言うと、使っている油が問題なのです。
どこの国でも同じですが、コストの大きな割合を占めているのが、テナントの家賃と人件費。特に中国のテナント代の高騰ぶりは異常で、毎年顕著な値上がりを見せいています。なおかつ昨今はさすがの中国人も、飲食で夜遅くまで働くような長時間労働はあまり好まないらしく給料もそれなりに考えなければ難しいようです。

さて、テナント代+人件費=かなり大きな負担となるのですが、どこで経費削減するのでしょうか。やはり原材料です。特に油。中国の料理は油を使う量が半端ないので、これだけでも大きなコストです。それでコストダウンにすべきことはと言えば・・

油の質を下げるしかありません。

私は日本人なので、この違いが顕著にお腹に現れます。
悪い油使ってる店はすぐ分かっちゃうんですよね。

この手のお店は若い男性、味が濃くてご飯が多くてお腹が満たせれば良いので、油の良し悪しは関係ないのでしょう。何年後かに体調が悪くなっても、何が原因か分かりませんしwww

ということで、私はもう行ってません。